和食づくりの基本
調味料のさしすせそは、日本料理の基本である
さ:砂糖
し:塩
す:酢
せ:醤油
そ:味噌
の、5つの調味料とそれを加える順番を表した言葉です。
この順番に味付けをすることで、食材のうま味や風味を引き出し、バランスの良い味に仕上がると言われています。
ただし、調味料の使い方は、健康効果にも大きく関わるため、摂りすぎには注意が必要です。
調味料のさしすせその効果と過剰摂取によるリスク
砂糖:甘みを加えて食欲を増進させる効果
糖尿病、メタボリックシンドローム、免疫力の低下、がん、認知症、うつ病のリスク
塩:旨味を引き出して風味を高める効果、ミネラル補給ができる
高血圧、脳卒中、心筋梗塞、脳への悪影響、むくみや肌荒れなどの不快な症状のリスク
酢:酸味を与えてさっぱりとした味わいにする効果、消化促進や殺菌作用など健康や美容に良い効果
胃痛や下痢症状
醤油:色や香りを与えてコクを出す効果、食欲を高め消化を助ける効果
塩分過多による高血圧、脳症のリスク
味噌:味をまろやかにする効果、体内の酸化防止、腸内の腐敗菌や有害物質を体外へ送り出す
腹痛や下痢、塩分過多による高血圧等のリスク
味覚機能が低下してきている高齢者様は、濃い味を好まれるかたも多いようで、調味料を上手に使いながら満足していただける味にするために、高齢者施設様ではさまざまな工夫がされているのではないでしょうか。
みんなの食事のこだわり
みん食のクックチル食品では、お出汁にこだわっています。
お出汁にはうま味成分が豊富に含まれており、そのうま味成分には以下の効果があります。
・減塩効果・・・お出汁を効かせた料理は塩分を減らしても美味しさは変わらないと言われています。
・疲労回復効果・・・お出汁に含まれるアミノ酸やビタミンB群などの栄養素には疲れた体や神経を回復させる働きがあります。また、お出汁の香りにはリラックス効果があるようです。
・血流改善効果・・・かつおだしに含まれるタウリンやカルニチンなどの成分には血流を改善させる作用があります。
みん食ではお出汁をうまく活用することで、調味料での味の調節による塩分過多などを無くし、食材のうま味を引き出した優しい味に仕上げており、利用者様からもご好評をいただいております。
ぜひみん食のクックチル食品をご検討ください。