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手間のかかる介護食もみんなの食事(みん食:みんしょく)のクックチル食材でご用意可能。現場の負担を軽減いたします。

【介護食】咀嚼・嚥下能力に合わせたお食事

介護食とは

高齢者施設様で提供されるお食事には常食の他に介護食というお食事があります。
介護食の種類は刻み食、軟菜食、ムース食、ミキサー食、ゼリー食があり、利用者様の咀嚼(噛む)・嚥下(飲み込む)能力に合わせて提供します。

刻み食は、5㎜から2㎝くらいまで食べる方に合わせて細かく刻んだお食事で、飲み込む力はあるけど噛む力が低下した方に適しています。
細かく刻むことで口の中でまとまりにくくなると、むせる原因や誤嚥を招くため、適度なとろみ付けなどの飲み込みやすくする工夫が必要です。

軟菜食は、柔らかく煮ることで、舌で潰せたり、歯茎で噛めるように大きさや柔らかさが調整されたお食事です。
噛む力が低下していて、飲み込む力や唾液量の低下は軽めのかたに適しています。
繊維の多い食材や柔らかくならない食材(ごぼうやタケノコ)などは避ける必要がありますが、刻み食と軟菜食は自分で食べる力をサポートしながら、常食と同じように見た目、味、香りを楽しむことができます。

ムース食は、食材ごとにペースト状にしてとろみ剤などを使い型に入れて固めたお食事で、噛む力と飲み込む力がともに弱いかたに適しています。
型などを使い固めることで見た目で楽しめるように作ることができ、味や香りも楽しむことができますが、他の介護食に比べて作るのが大変で手間がかかるというデメリットがあります。

ミキサー食は、食材に出汁やスープを加えてミキサーやフードプロセッサーでポタージュ状にしたお食事です。
噛む力と飲み込む力がともに弱い(ムース食よりもさらに低下している)かたに適しています。
ミキサーにかかり切っていない食材があると誤嚥を招くことがあるため、ミキサーのあとにこし器にかけたり、適度なとろみ付けで誤嚥や喉への張りつきを予防し飲み込みやすくするなど細心の注意を払った作業が必要となります。

ゼリー食は、食材をミキサーにかけてペースト状にし、ゼラチンや寒天などを加えてゼリー状に固めたお食事で、飲み込む力が弱く特に誤嚥が心配な方に適しています。
ゼリー状にすることで喉の滑りが良くなるので、飲み込むことが難しい方でも飲み込みやすくなります。
固めすぎると喉に詰まる恐れがあるため、固さの調節に気をつけなければいけません。

時短が可能なみん食の介護食

このように介護食には、さまざまな種類がありますが、専用の調理器具を使ったり、調理方法を用いて作るため、厨房での作業はとても手間がかかり、とろみや固さの統一も難しく大変だと思います。
以前より大変手間のかかる介護食についてはなんとかしてほしい、と現場スタッフ様からの声もたくさんありました。
そこで、みん食では常食と同じメニューの刻み食、ミキサー食のご用意と、別メニューにはなりますが、ムース食(冷凍)のご用意をしています。(※オプション)

介護食も調理済み冷蔵食材(ムース食以外)でのお届けとなるため、厨房スタッフ様の作業負担はございません。

現場の負担を増やすことなく、利用者様に合わせた安心で安全な介護食のご提供もぜひみん食にお任せください。

介護食もクックチル食材でご提供しているみんなの食事にご相談ください。

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