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水分補給方法も色々あります。スープなどもおすすめ。みんなの食事(みん食:ミンショク)では、スープ具材などもクックチル食材でご提供可能です。お気軽にご相談ください。

【水分補給】嚥下能力に合わせた工夫とは

高齢者様は、加齢とともに水分補給が少なくなりがちですが、水分を十分にとることは、健康と生活の質を上げるためにとても重要なことです。

高齢者施設では、利用者様によって嚥下能力が異なり、通常の飲み物では飲みにくい、あるいは飲むことができない場合もある為、嚥下能力に合わせた水分補給の工夫が必要となります。
そこで、嚥下能力が低下している方におすすめな水分補給の工夫をいくつかご紹介します。

水分補給の工夫4選

①ゼリー状の飲料
通常のお茶やお水での水分補給が難しい利用者様には、通常の飲み物よりも飲みやすく、喉にも詰まりにくいゼリー飲料の活用がおすすめです。
市販されているものや、寒天やゼラチンを使い、果汁やお茶を固めることで簡単に作ることもできます。

②スムージーやシェイク
フルーツや野菜をミキサーでペースト状にしたスムージーや、ミルクやヨーグルトを使ったシェイクも、飲みやすい選択肢となります。
栄養価が高く、食物繊維なども摂ることができるので、健康的な水分補給が可能です。
また、好みの食材や味付けの工夫もでき、飽きずに続けられます。

③食材の水分を活用する
食材の水分も水分補給のサポートとして活用できます。
例えば、キュウリやトマト、スイカなど水分が多く含まれている食材を摂取することで水分補給ができます。
また、蒸し料理や煮物など、調理法を工夫することで食材からの水分補給を増やすことも可能です。

④スープの活用
スープは具材の大きさや固さを利用者様に合わせた工夫や、とろみづけの工夫をすることで効率的な水分補給ができます。
食材に含まれる水溶性の栄養価もスープで飲み切るので、 水分だけではなく栄養補給も可能です。
食事へのプラス1品に活用したり、お夜食での活用もおすすめです。

また、嚥下能力を維持し、元気な高齢者様でも、お茶やお水ばかりでは飽きて、積極的に水分補給をすることが減り、水分不足になることもあります。
そのためこれらの工夫は、嚥下能力が低下している高齢者様だけではなく、どの高齢者様にも活用していただくことで、楽しく美味しく水分を効率的に摂取してもらうことができます。
このような工夫を活用して、利用者様の健康や生活の質の向上をサポートしましょう。

高齢化社会が進む中、さまざまなニーズへ対応できるよう多様なサービスが必要とされています。
みんなの食事は変わりゆく時代とともに進化しつづけ、施設様、利用者様ともに満足していただけるよう食のプラットフォームとしてサービスを行っています。
高齢者施設様でのお食事に関するお困りごと、厨房に関するご相談などもぜひお気軽にお問い合わせください。

食にまつわる色々なご相談はみんなの食事まで

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