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発酵食品も1品で取り入れて、健康寿命を伸ばしましょう。老人ホームなど施設給食のクックチル食材はみんなの食事(みん食:みんしょく)までお気軽にご相談ください。

【発酵食品のススメ】プラス1品やおやつでちょい足し

発酵食品の魅力

古くから日本の食文化に根付いており、健康に良いと言われている発酵食品
高齢者様も摂取することで健康維持や向上が期待できる発酵食品には、どのような利点があるのでしょうか。

腸内環境の改善
発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果が期待できます。
高齢者様は、加齢により腸内環境が悪化しやすく、便秘や下痢などのトラブルが起こりやすい傾向にあるため、積極的に発酵食品を摂取することで、腸内環境の改善が期待できます。
ここで注意したいのは、善玉菌だけではなく、エサとなるオリゴ糖や食物繊維なども合わせて摂取することで、善玉菌を増やし、腸内環境の改善に効果が期待できるため、エサとなる栄養も積極的に摂りましょう。

免疫力の向上
善玉菌により腸内環境が整うと、免疫細胞の活性化につながり、免疫力向上の効果があります。
免疫力が低下してしまうと、感染症や病気にかかりやすく、高齢者様の場合は重篤化するリスクもあります。
積極的に発酵食品を摂ることで、免疫力を向上し、感染リスク、重篤化リスクを減らすことが期待できます。

消化吸収の向上
発酵過程で食品中の栄養素が分解されているため、消化吸収しやすい状態で身体に取り入れることができ、消化吸収機能が低下しがちな高齢者様にも栄養補給の効率化が期待できます。

栄養価が高くなる
発酵させることで原料よりも栄養価が高くなります。
例えば、茹でた大豆と納豆の栄養価の比較では、納豆の方がビタミンB2、葉酸、ビタミンKの含有量が多い、牛乳とヨーグルトではヨーグルトの方がカルシウム、ビタミンB2の含有量が多い、など発酵により原料よりも栄養価が高くなることが分かっています。
消化吸収しやすい形で身体に取り入れられ、栄養価の高い発酵食品は、高齢者様の低栄養問題の改善にも大きく役立つのではないでしょうか。

発酵食品を日常にちょい足し

発酵食品は、納豆、ヨーグルト、チーズ、キムチ、味噌、酢、などがあります。
そのまま取り入れられるものもあるので、毎日のお食事やおやつにプラス1品として手軽に提供できます。
(朝食に納豆をプラスする、デザートやおやつにヨーグルトをプラスする、おやつにチーズをプラスする、など)
また高齢者様には甘酒もおすすめです。

甘酒には、麹菌と麹菌のエサとなるオリゴ糖、食物繊維が含まれているため、腸の蠕動運動の促進、善玉菌を増やす効果が期待できます。
善玉菌とエサが同時に摂れる健康効果が高い甘酒は日常へのちょい足しにおすすめです。
甘酒には安眠効果もあるため、眠れない利用者様には夜に飲んでもらうのもいいかもしれません。

プラス1品やおやつへのちょい足しに発酵食品を取り入れて、健康寿命の延伸に繫げましょう。

毎日のお食事についてのご相談は食のプラットフォーム、みんなの食事までお気軽にお問い合わせください。

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