秋の食卓を彩る代表的な味覚の芋・栗・南瓜は、おやつにもぴったりな食材。
栄養価も高く、高齢者様にもおすすめな食材であるさつま芋・栗・南瓜（かぼちゃ）を使ったおやつのご紹介をいたします。
▶さつま芋のおやつ
さつま芋は、ビタミンC、食物繊維が豊富な食材です。
熱に弱いビタミンCですが、芋類に含まれるビタミンCは、デンプンに守られているため壊れにくくなっています。
定番の焼き芋やスイートポテト、大学芋以外のおすすめおやつをいくつかご紹介します。
〜さつま芋の蒸しパン〜
さつま芋の甘さがしっかりと感じられる蒸しパン。
蒸しパンミックスやホットケーキミックスと、カットしたさつま芋を混ぜて蒸し器や電子レンジで簡単に作れます。
〜さつま芋餅の大福〜
さつま芋を加熱して潰したものと、お餅とお水を一緒に加熱しどろどろっとなったものを混ぜさつま芋の餅にします。
市販のあんこ、白あん、クリームなどをお好みで包んで、さつま芋大福の完成です。
高齢者様の咀嚼能力に合わせ、白玉粉を使う場合は、中身のあんにさつま芋を使うのもおすすめです。
加熱後マッシュしたさつま芋にお砂糖を加えるとさつま餡ができます。
▶栗のおやつ
栗には、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種タンニン、疲労回復に効果的なビタミンB1、むくみ・高血圧予防になるカリウム、腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。
〜栗ぜんざい〜
高齢者様に人気のぜんざいにむき繰りや栗の甘露煮を入れた栗ぜんざい。
肌寒い日におすすめのほっこり温まるおやつです。
〜モンブラン〜
洋菓子の定番でもあるモンブラン。
少し手間はかかりますが、特別なご褒美おやつになること間違いなしです。
栗の甘露煮をフードプロセッサーで細かく刻み、甘露煮のシロップを加えさらに細かく刻みます。
ゴムベラで滑らかに伸ばした後、漉し器を使い裏ごしをしたら、少し温めて柔らかくなったバターと練り混ぜ滑らかに仕上げ栗クリームの出来上がりです。
スポンジやホイップクリームは市販のものでもいいので、スポンジの上にホイップクリームを山の形に盛り、その上に栗クリームをかけたら手作りモンブランの完成です。
お好みで栗の甘露煮を切ったものやミントをクリームの上に乗せると見た目も豪華になります。
▶かぼちゃのおやつ
かぼちゃは抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミン類を多く含みます。
また、炭水化物も多く含むため、エネルギー源にもなります。
〜かぼちゃのパンケーキ〜
電子レンジで温めて柔らかくしたかぼちゃを潰し、牛乳とホットケーキミックスを入れてよく混ぜ、ホットプレートで焼きます。
仕上げにお好みではちみつやバターを乗せて完成です。
とても簡単な秋の味覚おやつです。
また、さつま芋のおやつレシピの蒸しパン、大福、栗のおやつレシピのモンブランもかぼちゃに変えて作ると美味しいおやつになります。
秋の食材を使ったおやつは、栄養価が高く、美味しく季節を感じることができます。
また食材に甘みがあるため、お砂糖を控えることができるのもいいですね。
ぜひ、秋の栄養溢れる手作りおやつで美味しく楽しく過ごしてもらいましょう。
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