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冬における高齢者様の健康管理は日光を浴びた適度な運動と栄養バランスを考えたお食事から。給食プラットフォーム、みんなの食事(みん食:ミンショク)におまかせ

【冬のトラブル対策】冬に注意すべき高齢者様の体調管理と対策

強烈な寒波が到来している今冬ですが、寒さによる高齢者様の体調トラブルはたくさんあります。

自律神経の働きが加齢とともに衰えやすくなり体温調節機能の低下につながり手足の冷えとなります。
常に「寒い」という感覚が消えず夜も眠れなくなるほど冷えに悩まされたり、免疫力の低下をまねく場合もあります。
免疫力の下がっている状態では感染症リスクも高くなり重篤化の可能性が高い高齢者様は徹底した感染症予防が必要となります。

冬によく聞くヒートショックは脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性があります。
寒い場所から暖かい場所への移動や、温かいお部屋から寒いトイレへの移動など急激な温度変化で血圧の変動が起こり、心臓に負担がかかります。
なるべく空間ごとの温度差を無くすことでヒートショックのリスクを減らすことができます。

また、冬は水分補給を忘れがちになりやすく、脱水にも注意が必要です。
高齢者様は特にのどの渇きを感じにくくなっている場合もあるため、こまめな水分補給を心がけましょう。

一方、体のトラブルだけではなく、心のトラブルもあります。

「冬季うつ」をご存じでしょうか。

冬季うつとは、秋の終わりごろから冬にかけて「憂鬱な気持ち」や「悲しい気持ち」になり、活動に対する興味・意欲がわかなくなる症状です。
一般的なうつと大きく異なるのは過食や眠気の症状が出ることです。

冬季うつは日照不足によるセロトニンの分泌量が低下することが原因と言われています。
セロトニンの分泌量低下を食い止めるためには、積極的に日光を浴びることを意識することです。
また、一定のリズムで行う適度な運動はセロトニンの分泌を促しますので、一定のリズム運動を日光を浴びながらできるウォーキングを習慣づけるのもいいでしょう。

食事面での予防としては、
・豆腐、納豆などの大豆類
・ヨーグルトやチーズなどの乳製品
・バナナ
・かぼちゃ
これらのセロトニン生成に必要な必須アミノ酸のトリプトファンを多く含む食品を摂取することです。

心身ともに冬のトラブルを予防し、元気に新年をお迎えください。

クックチル食材については、食のプラットフォーム、みんなの食事へお問合せください

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