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高齢者施設や食堂で、旬の食材や行事食を取り入れてみませんか。

旬の食材で食卓を彩る:春野菜をより美味しく

Food

春の訪れとともにスーパーに並ぶ新鮮な春野菜。
今回は春野菜の栄養と、より美味しく食べられる調理法や栄養を効率的に摂取できる調理法も合わせてご紹介します。

春野菜の栄養とおすすめの調理法

アスパラガス

含まれる栄養

アスパラギン酸:エネルギー源として使用されやすいアミノ酸のひとつ。体内の新陳代謝に重要な役割を果たし、疲労回復やスタミナアップに効果が期待できます。
ルチン:抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で血管の強化や炎症を抑制します。血管が強化され血流が良くなることで、高血圧や動脈硬化の予防に繋がります。

おすすめの調理法

アスパラガスはシンプルに炒める・茹でる調理法で美味しく食べられます。
炒めてお塩をちょっと振る、茹でてマヨネーズと一緒に。
お料理の付け合わせとしてメイン料理に緑を添える役割も。
シンプルイズザベストなアスパラガスです。

ふきのとう

含まれる栄養

カリウム:ナトリウム(塩分)を排出する働きがあるので、むくみの予防になります。
ビタミンE:強い抗酸化作用で、老化防止、免疫力の低下を防ぎます。
ビタミンK:血液凝固を助ける働きを持ち、止血のビタミンとも呼ばれます。また、丈夫な骨作りにも有益で、カルシウムの骨への沈着を促し、骨粗鬆症の予防にも効果が期待できます。

おすすめの調理法

ビタミンE・ビタミンKは脂溶性のビタミンなので、油を使った調理法がおすすめです。
人気の天ぷら、ふきのとう味噌だけでなく、お肉と一緒に炒めても、ふきのとうのほろ苦さがお肉の旨味と合わさり、美味しく食べられます。

春キャベツ

含まれる栄養

ビタミンU:別名キャベジンとも呼び、胃腸を強化するとともに、胃炎・潰瘍の回復効果も期待できます。
揚げ物などの付け合わせにキャベツがあるのは、この働きからだと言われています。
ビタミンC:抗酸化作用を持ち、免疫力の向上、老化予防、ストレス軽減、疲労回復の効果があります。
普通のキャベツに比べて春キャベツには約1.5~2倍ほど多く含まれているそうです。

おすすめの調理法

ビタミンU、ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いため、生で食べるのがおすすめ。
和えたり漬けるだけなどでも美味しく食べられるので手軽に作れるのも嬉しいポイント。

春野菜で春の訪れを楽しみましょう

旬の食材を食卓に並べることで自然とその季節を感じることができます。
小さなお子様がいる家庭では、食育のきっかけにもなります。
春を感じる春野菜、今回ご紹介した調理法もご参考にぜひ食卓に並べてみてください。

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