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水分補給もミネラル補給も可能なスープもみんなの食事(ミンショク:minshoku)のクックチル食材でご用意できます。

【五大栄養素の一つ】ミネラルの不足に注意しましょう

近年の夏は猛暑が続き、厳しい季節となっています。
夏に注意しなければならない熱中症や夏バテは、水分不足だけでなくミネラル不足も原因となります。

〜ミネラルとは?〜

ミネラルは、私たちの体にとって重要な役割を持つ五大栄養素の一つです。
地球上にある100種類以上の元素のうち、酸素、炭素、水素、窒素以外の元素の総称で、「無機質」とも呼ばれます。
その内16種類の元素は、人の体の成長や生命活動をするうえで必要なミネラル群であり、これを「必須ミネラル」と言います。

必須ミネラル16種類とその働き

①カルシウム・・・骨や歯の形成、神経の興奮を抑える
②リン・・・骨や歯の形成、糖質の代謝を助ける
③カリウム・・・血圧上昇を抑制、利尿作用
④硫黄・・・皮膚・髪の毛・爪などを作る
⑤塩素・・・影木の成分となる、殺菌効果
⑥ナトリウム・・・体内の水分調節、血液の濃度調整
⑦マグネシウム・・・骨や歯を強化する、酵素の働きを助ける、神経の興奮を抑える
⑧鉄・・・ヘモグロビンの構成要素であり酸素を運搬する
⑨亜鉛・・・体内の酵素の材料となる
⑩銅・・・酵素の運搬を助ける、ヘモグロビンの生成を助ける
⑪ヨウ素・・・甲状腺ホルモンの材料、成長促進、基礎代謝の向上
⑫マンガン・・・酵素を活性化させる、骨や関節を作る
⑬セレン・・・抗酸化作用
⑭モリブデン・・・肝臓や腎臓で老廃物を分解する
⑮クロム・・・糖質やコレステロールの代謝を高める
⑯コバルト・・・血液を作る

では、熱中症や夏バテとミネラルはどのような関係があるのでしょうか。
汗の成分の99%は水分ですが、残りの1パーセントの中に、ナトリウムやカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが含まれてます。
また、ミネラルは体内で生成することができないため、食事で摂取する必要があります。
そのため、水分補給だけでは、血中の塩分・ミネラル濃度が低くなり、熱中症・夏バテの症状へつながるのです。
スポーツドリンクや塩分入りタブレット、梅干しなどを摂取するのは、ミネラル補給を考えた熱中症対策となっているのです。
お食事でおすすめなのは、海藻を取り入れることです。
海藻はミネラルの宝庫とも言われるほど豊富にミネラルが含まれています。
サラダや酢の物にちょい足しするのもいいですね。

冷製スープのススメ

高齢者様は夏バテにより食事が進まず低栄養状態になる方もおられます。
そこで、水分補給もミネラル補給もできるスープをおすすめします。
スープにすることで食べやすくなり、中に入れる具材はミネラルの豊富な食材を入れることで水分補給と同時にミネラル補給ができます。
夏ならではの冷製スープなどはのどに通りやすく、食欲不振を打破し、徐々に通常のお食事量に戻せる可能性が高まるかもしれません。
お食事の時ではなく、おやつやお夜食でスープを取り入れてみるのもいいでしょう。

健康を維持し、安心して夏を過ごすために、水分補給だけでなくミネラル補給にも気を付け、日々のお食事に取り入れてみてください。

スープのご用意も可能なクックチル食材のことならぜひみんなの食事(minshoku)までお気軽にどうぞ

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