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みんなの食事(みん食:ミンショク)では、管理栄養士監修の元、栄養バランスを考えた毎日の献立をご用意しております。老化防止にも大切な食事です。

【脳の老化を防ぐ】認知症予防に効果的な食べもの

認知症の状況

超高齢化社会にともない認知症の発症数も年々増加しており、「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究 」(https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2014/141031/201405037A/201405037A0001.pdf)によると、2025年には5人に1人が認知症になると推計されています。
いろいろな原因により脳の細胞が死んでしまったり、神経細胞の働きが低下することにより、記憶や判断力などの認知機能が低下し社会生活に支障をきたした状態のことを認知症といいます。
単なるもの忘れと思われることも多いですが、加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れには違いがあります。

加齢によるもの忘れ
症状:一部を忘れる(食事をしたことは覚えているが、何を食べたか忘れる)
もの忘れの自覚:あり、ヒントがあれば思い出せる
日常生活:支障がない

認知症によるもの忘れ
症状:すべてを忘れる(食事をしたこと自体を忘れる)
もの忘れの自覚:なし、ヒントがあっても思い出せない
日常生活:支障がある

脳の老化を防ぐことは、認知症予防にもつながります。
脳の健康には食生活も影響しており、認知症予防に効果的と言われている栄養素がいくつかあります。

脳の老化を防ぐ栄養素

認知症予防に効果的な栄養素
〇DHA、EPA
どちらもオメガ3系に含まれる必須脂肪酸で、DHAは、脳の神経細胞を活性化させ情報伝達をスムーズにし、記憶力や学習能力を高める効果があります。
EPAは、血液粘度を低下させる働きがあり血液の凝固を抑え血栓症予防の効果があります。
また、血栓を作らせないことで、脳神経細胞膜の機能を高め、情報伝達がスムーズになります。
DHA、EPAを含む食品
サバ、イワシ、マグロ、アジ

〇ビタミンB12
免疫機能の維持、赤血球のヘモグロビンの合成、神経伝達物質の合成をする働きがあります。
神経細胞などの細胞膜の合成に関わっていることから、不足すると記憶などの情報伝達に問題が生じることがあります。
ビタミンB12を含む食品
しじみ、あさり、はまぐり、レバー(牛、豚、鶏)

〇ポリフェノール
抗酸化作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用の働きがあります。
特に緑茶に含まれるカテキンや、ウコンに含まれるクルクミンなどのポリフェノールにはアルツハイマー型認知症の原因物質と考えられているアミロイドβたんぱくの蓄積を抑制し、その毒性を弱めたり、毒性から神経を保護する働きがあります。
ポリフェノールを含む食品
緑茶、カレー粉、玄米、ブルーベリー、イチゴ、コーヒー

認知症は、生活習慣病とも深く関係があり、特に複数の疾患がある方は発症リスクが高くなると言われています。
食生活を見直し、栄養バランスの整った食事をとり、生活習慣病などを予防することも認知症予防へとつながります。

みんなの食事(みん食)のクックチル食品では、3つの食事形態(常食、きざみ食、ミキサー食)、イベント食、選択食などどのメニューも栄養バランスの整ったお食事でご用意しています。
ぜひみん食のクックチル食品をご検討ください。

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