超高齢化社会の日本では健康寿命をのばす取り組みが多々ありますが、フレイルという言葉をご存じでしょうか。
健康と要介護の間のことを指し、「Frailty(フレイルティ)」が語源となり2014年に日本老年医学会により提唱されました。
Frailtyは日本語訳にすると虚弱、老衰などを意味します。
フレイルは身体的な衰え(疲れやすくなった、体重の減少)、心理的な衰え(認知能力の低下、うつ症状)、社会性の衰え(人とコミュニケーションをとる機会が少なくなった)の大きく3つの要素から構成されます。
中高年層ではメタボ予防として食習慣に気を使っているかたが多いですが、高齢者層になるとフレイル予防の食習慣に変えていくことも大切とされています。
フレイル予防の食習慣とはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。
3食栄養バランスのよい食事をとることは変わりません。
メタボ予防のときには、お野菜をしっかり摂る、食べる順番もお野菜から食べる、などと聞きます。
フレイル予防のお食事では、低栄養にならないよう、しっかりとお食事を食べきってもらい痩せすぎを防ぐことが大切です。
BMI(身長と体重から算出される肥満度を表す体格指標)が少し高めのほうが栄養状態などの統計からみてもちょうど良いそうで、高齢期のBMIは21.5%から24.9%が目標とされており、高齢期以下の18.5%から24.9%の目標よりも下が高めの目標となっています。
また、身体的な衰えで筋力の低下がありますが、たんぱく質を意識してしっかり摂り、適度な運動をすることで、筋力低下の予防になります。
自分のからだに合わせて食習慣を見直し、元気で健康に過ごせる時間を長くしていきましょう。
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