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冬の感染症対策

冬の感染症予防の鍵:免疫力の低下を防ぐ

Wellness

寒さが厳しくなる冬は、風邪やインフルエンザといった感染症のリスクも高まる季節。
なぜ冬は感染症リスクが高くなるのでしょうか。
それは、日常の環境による免疫力の低下が大きく関わっているのです。

冬に免疫力が低下しやすい原因とは?

① 低温環境になる
冬の気温の低さにより体温も下がります。
体温が下がることで免疫細胞の働きが鈍くなったり、血流が悪くなるため免疫力が低下しやすくなります。

② 空気が乾燥している
空気が乾燥していると、菌やウイルスが空気中に浮遊しやすく繁殖力が高くなります。
また、のどや鼻の粘膜も乾燥しやすくなり、ウイルスなどをブロックする働きが弱まり免疫力の低下に繋がります。

③ 日照時間の短縮
私たちのカラダは日光を浴びることで免疫機能を調整する働きを持つビタミンDを体内で生成することができます。
冬は日の出、日の入りともに早くなり日照時間が短くなることに加え、寒さから室内で過ごすことが多くなるため、免疫力が低下しやすい原因となっています。

どうすればよいか?

免疫力が低下しやすい冬、免疫力を低下させないためにはどうすればいいのでしょうか。

暖房機器や加湿器で温度・湿度を調節する
暖房機器や加湿器で温度・湿度を調節する
エアコンの暖房機能は空気が乾燥しやすいです。
使用する場合には加湿器も一緒に使い湿度の低下を防ぎましょう。
こまめに換気し、室内に浮遊している菌やウイルスを追い出す
5分程度の換気を1時間に2回ほど行いましょう。
適度な運動を行う
冬になると外は寒く、運動するのも面倒、、、という方も多いのでは?
ミンショクのマガジンでは、お家でできる簡単なトレーニングやヨガをご紹介するコラムもございます!
ぜひ参考にしてみてください。
食事を工夫する
バランスの整った食事を心掛けることのほかにも、体を温める効果がある食材を活用して体を中から温めるなどの工夫もしてみましょう。
いつものお食事に唐辛子やショウガを入れるなど簡単に取り組めるものでOK!
特に冷える日などは、スープやお鍋、煮込み料理に根菜などを入れた温かい料理で体の中からしっかりと温まりましょう。
湯船に浸かる
お風呂はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かりましょう。
冬の入浴は寒暖差による心肺への負担、血圧の変動が急激になりがちです。
脱衣所や浴室をあらかじめ温めておき、湯船に浸かる前にぬるめのシャワーで体を徐々に慣らしましょう。
また、寒い冬は熱いお湯に浸かりたくなりますが、38℃~40℃くらいのぬるめのお湯に15分ほど浸かることで、体の芯から温まります。
心肺に負担をかけないよう、まずは胸の下あたりまで浸かり、体が少しずつ温まってきたら肩まで浸かりましょう。
湯船に浸かることは、体を温めるだけではなく、体の疲労回復やリラックス効果、睡眠の質の向上など、体に嬉しい効果がたくさんあります。
「忙しい」「面倒くさい」と、シャワーで済ませがちな方も、忙しくて疲れた日こそ、ぜひ湯船に浸かり体と心を休めてほしいと思います。

免疫力の低下を防ぎ、寒い冬も元気に過ごそう

冬は細菌やウイルスが繁殖しやすい季節。
生活環境や食事など、少し意識をするだけでも免疫力の低下を防ぎ、感染症の予防に繋がります。
免疫力を維持・向上し、寒い冬も健康にお過ごしください。

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