- HOME
- Magazine
- 二十四節気で愉しむ季節と食材の話
- 5月:立夏と小満のおはなし
むろい のりこ
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...
給食、食品開発、OEMなどのご相談や、オリジナル食品「せといろ」のお問合せ、ご注文はこちらから
24 solar terms
二十四節気で愉しむ季節と食材の話。
春夏秋冬から更に6つに分けた古代から伝わる季節を表す言葉です。
このコラムは1年を通して、自然の季節の移り変わりを五感で愉しみ、旬の食材を知る参考として、 食のライフスタイルをより豊かに愉しむ情報をお届けします。
この日から夏へと季節が移り変わるとされています。 立夏の時期は、農作物の種まきが行われ、田植えの準備が始まる地域もあります。
暖かさが増して植物の成長が活発になり、年間を通して爽やかに過ごしやすい季節です。
ずっとこの気候が続けばいいのに、、、とついつい思う人も多いのでは。
小満の時期は、初夏を感じさせる陽気が広がり、自然の中でも様々な生命が活動を活発化させます。農作物はさらに成長し、旬の食材も増える頃。また、この時期は梅雨入りを迎える地域もあり、植物の成長を後押しする雨が降る季節。
この時期にぴったりな一品が、「人参とオレンジのスープ」です。
立夏の時期に旬を迎える新人参は、鮮やかな色合いと甘みが特徴的です。
この時期の人参はビタミンAを豊富に含み香りも豊か。組み合わせの柑橘は小満で実る夏みかんをチョイスしてみました。オレンジの爽やかな香りと酸味がスープに深みを加え、少しずつ暑くなるこの季節に爽快感を楽しめる初夏の恵みを詰め込んだ一杯です。一口すすって、季節の移り変わりを感じてみては。
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...