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24 solar terms
二十四節気で愉しむ季節と食材の話。
春夏秋冬から更に6つに分けた古代から伝わる季節を表す言葉です。
このコラムは1年を通して、自然の季節の移り変わりを五感で愉しみ、旬の食材を知る参考として、 食のライフスタイルをより豊かに愉しむ情報をお届けします。
「芒種」は、毎年6月初旬から中旬にかけてを指す季節で、稲の種まきのそろそろの合図。
「芒(ぼう)」とはイネ科の植物の穂先のことを指していて、その種をまく時期という意味だそう。
しかし、現在はこの時期ではなく春先に種まき・田植えは5月頃とだいぶ早まっていますよね。
二十四節気のなかでもイメージしづらい季節なのかもしれません。
この頃から気温も上がり、本格的な初夏を感じる時期となっていきます。
一年で最も日照時間・太陽を感じる時間が長くそこからはじわじわと日が短くなっていく頃。
日照時間は短くなっていきますが、ここから夏本番の暑さ到来と思う方も多いのでは。
十二節気の中でもよく聞かれる夏至ですが、冬至にかぼっちゃを食べるといった習わしが夏至にはないのだそう。その理由のひとつとして昔のこの時期は田植え時期などで忙しく風習がないのではと言われています。
夏至の頃、日が最も長く、夜が最も短くなるこの季節にピッタリなアジと紫蘇、梅を使った爽やかなフライをご紹介します。
脂がのって身も引き締まっていて食べごたえがあるアジに、紫蘇と梅の組み合わせのフライ。
一緒に揚げることで、紫蘇の香りと梅の酸味が鯵に染み込んだ爽やかな1品になります。おかずや、おつまみにいかがですか。
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...