給食、食品開発、OEMなどのご相談や、オリジナル食品「せといろ」のお問合せ、ご注文はこちらから

せといろは旬の食材で季節の美味しさをお届けします。

6月:芒種と夏至のおはなし

24 solar terms

二十四節気で愉しむ季節と食材の話。
春夏秋冬から更に6つに分けた古代から伝わる季節を表す言葉です。
このコラムは1年を通して、自然の季節の移り変わりを五感で愉しみ、旬の食材を知る参考として、 食のライフスタイルをより豊かに愉しむ情報をお届けします。

芒種6月5日から6月20日ごろ)-稲の種まきの時期

「芒種」は、毎年6月初旬から中旬にかけてを指す季節で、稲の種まきのそろそろの合図。
「芒(ぼう)」とはイネ科の植物の穂先のことを指していて、その種をまく時期という意味だそう。
しかし、現在はこの時期ではなく春先に種まき・田植えは5月頃とだいぶ早まっていますよね。
二十四節気のなかでもイメージしづらい季節なのかもしれません。
この頃から気温も上がり、本格的な初夏を感じる時期となっていきます。

夏至6月21日から6月30日ごろ)-昼が最も長く、夜が最も短いころ

一年で最も日照時間・太陽を感じる時間が長くそこからはじわじわと日が短くなっていく頃。
日照時間は短くなっていきますが、ここから夏本番の暑さ到来と思う方も多いのでは。
十二節気の中でもよく聞かれる夏至ですが、冬至にかぼっちゃを食べるといった習わしが夏至にはないのだそう。その理由のひとつとして昔のこの時期は田植え時期などで忙しく風習がないのではと言われています。

この時期に美味しい食材

魚介
サバ、アジ、カレイ、ホッケ 、アイナメ、サヨリ、ヒラメ、イワシなど
野菜・果物 
新玉ねぎ、スナップえんどう、ジャガイモ、ニンジン、レタス 、トマト、キュウリ、ズッキーニ、茄子、ピーマン 、さくらんぼ、メロン、夏みかん、アプリコット、ブルーベリー、梅など

夏至に鯵と紫蘇と梅で季節感を感じる一皿

夏至の頃、日が最も長く、夜が最も短くなるこの季節にピッタリなアジと紫蘇、梅を使った爽やかなフライをご紹介します。
脂がのって身も引き締まっていて食べごたえがあるアジに、紫蘇と梅の組み合わせのフライ。
一緒に揚げることで、紫蘇の香りと梅の酸味が鯵に染み込んだ爽やかな1品になります。おかずや、おつまみにいかがですか。

せといろは旬の食材で季節の美味しさをお届けします。

関連記事