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【質の良い睡眠】空腹と睡眠の関係とは

睡眠と食事の関係

健康のためにバランスの良い食事、質の良い睡眠をとることはとても大切です。

睡眠は年齢とともに変化してくるもので、健康な高齢者様でも睡眠が浅くなり、夜中に目が覚めたり起床時間が早くなる日が多くなったりします。
また、睡眠は体・こころの状態も深くかかわっており、高齢者様特有の身体機能の低下や孤独感によるストレスなどは睡眠の質が低下しやすくなります。

睡眠をしっかりとり体を休ませるためにも夕食を早めにとり、夜中に目が覚めてしまうからと早く就寝準備をしたりする方もいらっしゃいますが空腹で眠れないということがあるようです。

この原因はお食事後に上昇した血糖値が3〜4時間程度で徐々に下がってくることで空腹を感じ、空腹を感じると交感神経が活発になるからです。
交感神経が活発になると脳が覚醒してしまい、眠れない、寝つきが悪いという状態になります。

また高齢者様では、食が細くなり一食で摂れるカロリー・エネルギーが不足し、就寝する頃になると空腹を感じる場合もあるようです。
寝る前に食べるのは良くないから、と一切食べずに我慢してストレスを溜めてしまうよりも、体への負担を考えて食べたほうが心地良い眠りにつきやすくなります。

お夜食のススメ

そこでみんなの食事がご提案したいのはお夜食
毎日ではなく、希望者に対して簡単に提供できるものがあればよいと考えます。

ポイントは胃腸の消化活動が長引くと睡眠の質が低下してしまうため、消化に良いものを選びましょう。
お粥やうどん、炭水化物を避けたい場合はスープもおすすめです。
スープの場合は塩分を抑え、消化の良いお野菜(白菜、大根、かぼちゃなど)を入れた具沢山のスープなどは満足感も上がりますね。
身体も温まりホッと一息つけることでリラックス効果もあります。

ただ、なるべく寝る直前に食べるのは避けましょう。
就寝2時間前までに消化の良いお夜食を軽く食べてておくことで胃腸への負担と睡眠の質の低下リスクを防ぎます。

高齢者施設様では、栄養のバランスを考えた1日3回のお食事を提供されていると思いますが、どうしても食が細くなりがちな高齢者様では一度に食べられる量に限界があり、夕食後に時間がたってから空腹を訴える利用者様、反対にまだまだ元気で食欲もある利用者様ではお食事の量が足りないから寝る前にお腹が空く、ということもあると思います。

お夜食もうまく取り入れることで空腹感や低血糖からくる不快感を解消し、寝つきが良くなったり睡眠の質を上げることができます。
高齢者様の健康と快適さを考えた軽いお夜食を取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。

お夜食用クックチル食材のご相談もみんなの食事まで

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