Wellness
もうすぐ訪れる秋。
実りの秋は食卓も華やかにしてくれ猛暑の夏に疲れた体を労わり癒してくれます。
ミンショクが取材する児島産の食を育て、つくる物語で挑戦されている「さつまいも」は秋の味覚の代表。
今回は、秋の味覚「さつまいも」の魅力についてご紹介していきます。
栄養が豊富なさつまいも
さつまいもと言えばその甘さとほくほくとした食感に加えて、豊富な栄養素が含まれています。
・糖質
体内でエネルギー源とされる栄養素。
三大栄養素のひとつでもあり、重要な栄養素です。
・食物繊維
さつまいもに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維よりも不溶性食物繊維のどちらも含まれていますが、不溶性食物繊維の方が多く含まれています。
不溶性食物繊維は、便のカサを増して便秘を解消する効果がありますが、摂りすぎるとかえって便秘を悪化させる場合もあるので、注意が必要です。
・ビタミンC
水に溶けやすい水溶性のビタミンC。
また、熱に弱い性質もありますが、さつまいもに含まれるビタミンCは、デンプンによって守られているため、加熱されても壊れにくくなっています。
活性酸素による酸化を抑える抗酸化作用があり、老化の予防や、風邪などの病気に対する抵抗力を強めます。
さらに、がんや動脈硬化の予防にも効果があると言われています。
また、さつまいもの皮には、ポリフェノールの一種であるアントシアニン、クロロゲン酸が含まれており、抗酸化作用、目の機能改善や白内障予防、糖尿病の予防に役立つと言われています。さつまいもを食べるときには皮ごと食べるとカラダに嬉しい栄養が摂れます。
美味しさを長持ちさせる正しい保存法
さつまいもは正しく保存することで長持ちさせられる食材です。
基本的な保存方法は常温保存で、洗わずに一本ずつ新聞紙に包み、紙袋や麻袋にまとめて入れて直射日光の当たらない風通しのいい場所に保管します。
しかし、夏場は室温もかなり高くなるため、冷蔵庫の野菜室や冷凍での保存もできます。
冷蔵保存の場合
→洗わずに一本ずつ新聞紙で包み、まとめてポリ袋などにいれてゆるく結び野菜室で保存する。
冷凍保存の場合
→皮付きのまま、使いやすい大きさに切り水にさらします。
水気を十分ふき取った後に、冷凍用の保存袋に重ならないように並べて冷凍庫で保存する。
保育園や学校などでお芋掘りをして持って帰ったり、近所の方におすそ分けをいただくことも多いさつまいも。
正しく保存して美味しさを長持ちさせましょう。
秋の訪れをさつまいもで堪能しよう
身近な食材のさつまいも。
旬のさつまいもは甘さとほくほくな食感が秋の訪れを知らせ、堪能させてくれます。
お料理にもおやつにも使いやすいさつまいもで秋の訪れを楽しんでみては。