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実りの秋、行楽シーズンにぴったりの味覚狩りといえば、甘くみずみずしいぶどうではないでしょうか。
「フルーツ王国」として知られる岡山県で、今月は「岡山市サウスヴィレッジ」へぶどう狩りに行ってきました。
岡山のぶどうの魅力と、ぶどう狩りの体験をお伝えします。
「晴れの国おかやま」と呼ばれる岡山県は、年間を通して降水量が少なく、日照時間が長いというぶどう栽培に最適な気候に恵まれています。
加えて、寒暖差のある気候が質の高いぶどうを育む土壌となっています。
全国生産量トップの「ピオーネ」をはじめ、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や「シャインマスカット」など、その確かな味と品質は全国からも高く評価されています。
今回訪れたのは、南ヨーロッパをモチーフにした広大な敷地を持つ岡山市サウスヴィレッジ。
ここでは、8月上旬から9月中旬にかけてぶどう狩りが楽しめます。
時期によって異なるものの、なんと7種類ものぶどうが収穫できます。
今回私たちが体験した時期には、「ピオーネ」や「シャインマスカット」の他にも、「紫玉」「安芸クイーン」「高妻」といった品種が楽しめるとのことでした。



園内に入ると、太陽の光をいっぱいに浴びたぶどう棚が広がり、たわわに実ったぶどうの房が。
もぎたてのぶどうをその場で味わえる「食べ放題コース」や、お気に入りのぶどうを収穫して持ち帰る「持ち帰りコース」があります。今回は、とっておきの一房を自分で選ぶ、持ち帰りコースを選びました。
まずは、試食で甘くみずみずしい「紫玉」と「安芸クイーン」をひと粒ずつ。
口いっぱいに広がる香りと濃厚な甘さに、体験前にテンション上がりました。
さて、いよいよ収穫体験です。
一房ずつ丁寧に袋がけされたぶどうの中を、そっとのぞきます
太陽の恵みをたっぷり浴びて、ぎゅっと甘さが詰まったぶどう。
どれも美味しそうで迷ってしまいますが、色や粒の張り、軸の色までじっくり見て、とっておきの一房を見つけてカットしていきます。
安芸クイーンはほんのりピンク色のものを選ぶのがポイントなんだそう。
その場で食べたい気持ちをグッと抑え、収穫したてのぶどうはオフィスに持ち帰りスタッフみんなで美味しくいただきました。


ぶどう狩りたっぷり味わった後は、お土産コーナーへ。採れたての新鮮なぶどうがずらりと並び、自宅用はもちろん、大切な人への贈り物としても最適です。
秋の行楽にぴったりなぶどう狩り。
秋のひとときを、お近くの収穫体験で過ごしませんか。
採れたての旬の味覚を、五感で味わう喜びを、ぜひ体験してみてください。
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...