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- 11月:立冬と小雪のおはなし
むろい のりこ
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...
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24 solar terms
二十四節気で愉しむ季節と食材の話。
春夏秋冬から更に6つに分けた古代から伝わる季節を表す言葉です。
このコラムは1年を通して、自然の季節の移り変わりを五感で愉しみ、旬の食材を知る参考として、 食のライフスタイルをより豊かに愉しむ情報をお届けします。
冬の訪れを告げる節季です。
暑さがのこった10月からいっきに冬らしい季節へと移り変わります。
木々の葉が色づき始め、いっきに冬の装いへの準備を始めます。
以前は「小雪」の季節は、初雪が降るころとされ、一段と冬が深まる象徴的な節季とされていました。
今年は暑さが残った秋ですが、東北から九州は木々の葉はほとんど落ち、北海道や東北の一部では雪が降る季節へと入っていきます。
立冬の11月7日は、「鍋の日」とされています。
手軽に栄養が摂れる!カラダが温まる!といいことだらけの鍋料理はこれから出番が多くなる季節に。
市販の鍋の素も種類が豊富になり各家庭で様々な鍋料理が楽しまれるようになりました。
今回はこれから旨味がギュッと美味しくなる「白菜」を使った坦々白菜鍋を作ります。
冬に入る頃の旬食材は栄養価が高く、気温の変化による体調管理を整えるためにも積極的に取り入れたい食材です。
白菜を主役にした鍋料理のコクだしにピリ辛に炒めたひき肉を使用。
めんつゆと豆乳のスープで白菜の甘みをひきだしてくれます。
今回はスープをたっぷりめに作り、〆にチーズをたっぷり入れてチーズリゾットに。
食材のダシがでたスープでいただくチーズリゾット格別です。
本格的な寒さがくる前に、旬の食材をたっぷりとって冬を迎えたいですね。
管理栄養士/食器ソムリエ/フードコーディネーター:病院・福祉施設の管理栄養士、大手食品メーカー、給食専門の食品メーカーなど、給食業界の経験を積んだ後、独立。現在は食品メーカーのメニュー開発や、病院・高齢者施設・保育園・社員食堂、カフェテリア、そして飲食店と各現場の提供スタイルに合わせ、食のプロへ向...