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新生活に備えて防災食について考えよう!

Food

来春、新生活のスタートを迎える高校3年生へ2日間にわたり防災食講座を行いました。
進学や社会へと一歩を踏み出すこの時期に、災害・防災について考えるきっかけとなればと倉敷高等学校様からご依頼をいただき、今年で2年目となるこの講座。
私が出版した「日々の暮らしに防災食」のスタイルブックを用いながら講義・調理実習とギュギュっと詰め込んだ内容にしています。

高校生が実践しやすい防災食を

もしもの時、心身ともにストレスが溜まりやすいもの。
食べ慣れた味でホッとすることは災害時自分のメンタルを維持していく為にとっても必要なことです。
そこで講義ではローリングストックについてや、食べるときのタイミング、実際私が使っておススメのキッチングッズ、マイ防災食の見つけ方のポイント、1日1人当たりに必要な飲み水の量や、揃えておきたい防災食の量などをレクチャー。
学生さん達の疑問や意見を聞きながら、気軽に手にとり実践できるように防災食は身近なものにしぼり、すぐ取り組めれる・準備できるようにピックアップし伝えていきました。

湯煎対応のポリ袋で高校生が大好きなナポリタンとピラフを作る!

調理実習では、湯煎対応のポリ袋を使ってナポリタンとピラフを作りました。
もしもの時に、レトルト食品やインスタント食品だけでなく、温かく栄養バランスのよい食事から健康管理ができるよう、袋ひとつで手軽に作れる湯煎調理を実践。
湯煎はひとつの鍋で他の料理も一緒に調理できるので、ごはんとおかず、味噌汁などいくつも作ることが可能です。

ポリ袋調理は初めて!という学生さんがほとんどで、戸惑いながらも一つ一つ工程を確認しながら進めていきます。
調理道具や工程が少ないので、準備も片付けもパパっとできるのも良かったようです。
ポリ袋で調理かと不安げに作っていた学生さんも、思った以上の出来上がりに思わず「美味しい」の声。

さいごに

もしもの時がいつ来ても柔軟に対応できるように、いつもの生活に防災を少し意識してみて、必要最低限のものを用意し心構えしておくことが大切です。
今回は防災食から備えの大切さを伝えましたが、これをきっかけに日常へ取り入れたり、新生活へ向けての防災対策のきっかけ作りになればと思います。
もしもの時に落ち着いて対処できますように。
倉敷高等学校さま、2日間ありがとうございました!

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