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5月の旬な食材の調理方法のご紹介です。給食現場用のクックチル食材もご利用いただきながらご参考にしてください。給食のプラットフォーム、みんなの食事(みん食:ミンショク)までお気軽にどうぞ。

【5月の旬の食材】栄養やおすすめの調理法

5月は新緑が美しく、心地の良い気候の日が多くなってきますね。
季節を感じられる旬の食材を使った美味しいお食事は、高齢者施設の利用者様の心身の健康に繋がります。

5月の旬の食材

〇筍
筍には体の余分な塩分を水分と一緒に排出する働きを持つカリウムが豊富に含まれています。
そのため、むくみを解消したり、高血圧の予防などに効果があります。
また、食物繊維も豊富に含まれており、筍の食物繊維はほとんどが不溶性食物繊維となっています。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らむ性質を持ち、便のカサを増すことで腸を刺激して便通を良くする効果があります。
過剰摂取は、消化器官に負担がかかり逆効果となるため、副菜として小鉢1杯くらいを取り入れると良いでしょう。
高齢者様には食べやすく短冊切りにした筍の煮物がおすすめです。

〇そら豆
そら豆にはビタミンB群が豊富に含まれており、疲労回復や神経を整える効果が期待できます。
良質な植物性タンパク質も豊富に含まれています。
また、筍と同様に不溶性食物繊維が豊富なため、便通改善への効果もあります。
そら豆の皮は固くて食べづらい利用者様も多いと思いますが、しっかり蒸したり、潰してスープにすることで食べやすくなります。

〇新玉ねぎ
玉ねぎを切ったときのツンとした香りや辛みのもとになっている硫化アリルには、血液の凝固を防ぎ、血液をサラサラにする効果があり、血栓予防に役立ちます。
また、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるケルセチンが含まれているので、生活習慣病の予防にも効果的です。
硫化アリルが水溶性であるため、新玉ねぎをサラダなど生で食べる場合には、水にさらすと栄養成分が流れ出てしまいます。
スライスしたあとにしばらく空気にさらすことでも辛み成分を飛ばすことはできますが、スープや煮込み料理にすることで、流れ出た栄養素も摂取することができます。

〇さつま揚げ
魚の旬を迎える5月には、さつま揚げもおすすめの食材です。
さつま揚げには、タンパク質が豊富で、筋肉の構成・維持に役立ちます。
また、カルシウム、ビタミンDともに豊富なため、カルシウムの吸収が高まり、骨密度の維持に効果的です。
さつま揚げはそのままでも、煮物や和え物に加えることでも美味しく食べやすく、手軽に取り入れられます。

旬の食材を取り入れ、季節を楽しみ心まで満たされるお食事で、心身どちらも健康に過ごすことができます。
ぜひ参考にしてみてください。

みん食の給食コラムでは、みん食の提供するクックチル食品、厨房機器導入のサービスについての記事だけではなく、食にまつわる様々な記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

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