食育と聞くとお子様向けのイメージが強いかと思いますが、お子様はもちろん、大人の食育も重要視されてきています。
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食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/index.html
〈引用:農林水産省ホームページ〉
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食事を通して『体と心の健康を維持できること』『食材に感謝すること』『食事の重要性を理解すること』『家族や友達と一緒に食べる楽しさを味わう』など、知識や経験によって食べる力を育んでいく食育。
高齢者の方は、運動量や基礎代謝の低下、咀嚼機能低下により食事への意欲が低下してくる方などもおられ、お食事に意欲を持ってもらい、食べてもらうこともとても大切です。
高齢者施設様では畑でお野菜を育てたり、季節のおやつをみんなで作ったり、食に関するレクリエーションなどで取り入れている施設様もあり、利用者様からは楽しく学ぶことができると喜ばれているようです。
昨今、未病や予防医学の観点からも、日々の食事や栄養学について注目が集まっています。
あわせて口腔ケアも健康項目のひとつとして重要視されています。
自分たちが食べるものについて学ぶことで、ただ出された食事を食べるよりももっとおいしさを感じられたり、食材に感謝することができることで、心の満足度が上がり、心の健康へつながります。
生きていくうえで必要な『食べる力』を育む食育に関することも、みん食では特集やコラムなどでお伝えしていきたいと思います。