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新しい年を迎え、1月は冷え込みが一段と厳しくなる季節です。
全国的に寒波や大雪の影響で交通機関が乱れ、物流が一時的に滞ることも珍しくありません。
特に山間部や積雪地域では、配送遅延や道路の通行止めによって、給食食材の供給が不安定になるリスクが高まります。
こうした中で、高齢者施設では「毎日の食事を途切れさせないこと」が最も重要です。
そのため、平常時の効率化と災害・悪天候時の継続提供を両立できる“クックチル方式”が、あらためて注目されています。
ミンショクのクックチル食材は、もともと日々の給食提供を支えるために設計された調理済み食材ですが、徹底した衛生管理と保存技術により、緊急時にも安全に使用できる品質を備えています。
クックチルが冬の給食運営を支える理由
「クックチル」とは、調理した食材を急速冷却(チルド温度帯0〜3℃)し、必要時に再加熱して提供する調理システムです。
HACCP対応(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害要因分析重要管理点方式)のもと、加熱・冷却・包装・配送までの工程を一貫管理することで、細菌の増殖を防ぎ、衛生的に保存・提供できるのが特長です。
冬季は外気温が低く、一見すると食中毒リスクは下がるように思われますが、実際には暖房環境や保存温度のばらつきによる低温管理ミスが起こりやすい季節です。
その点、クックチルは温度履歴の記録や冷却時間の数値管理が徹底されており、年間を通して安定した衛生状態を保つことができます。
また、セントラルキッチンで製造された食材は均一な品質を維持しながら配送され、調理済みの状態で届くため、施設内では再加熱のみで提供可能。
厳冬期に配送トラブルが発生した場合でも、施設内のチルド在庫を活用することで、提供の継続が可能です。
「非常食」ではなく、日常の延長で備えられる安心
ミンショクのクックチル食材は、非常用や緊急用として特別に開発された商品ではありません。
しかし、日常の給食提供を支えるために導入している高度な衛生管理・保存技術こそが、災害時にも信頼される理由です。
セントラルキッチンでは、HACCP基準に基づき、調理温度(中心温度75℃・1分以上)や冷却時間(90分以内に10℃以下)を厳格に管理。
調理工程のすべてが可視化され、「どのタイミングでも安全性を証明できる体制」が整っています。
このような一貫製造システムにより、通常時と同じ食材がそのまま緊急時にも活用可能。
施設側で特別な備蓄を行わなくても、「普段の仕組みが備えになる」という安心感を生み出しています。
調理済み食材を提供する給食製造会社として、ミンショクは“日常と緊急時の境界をなくす”ことを目指しています。
高齢者施設の給食を守る「仕組み」と「栄養設計」
高齢者施設では、災害や天候による配送遅延が発生しても、利用者様の食事提供を止めることはできません。そこでミンショクでは、ご利用人数に応じて1日分の冷凍ストックを提案しています。食材は調理済みで、解凍・再加熱のみで提供可能。管理栄養士が監修した献立設計に基づき、エネルギー・たんぱく質・塩分・微量栄養素など、バランスを重視した構成になっています。
1月は、一年で最も物流が不安定になりやすい季節。そんな時期だからこそ、「災害時にも安心して提供できる給食体制」を整えることが求められます。
ミンショクのクックチル食材は、緊急時専用ではなく、平常時の仕組みそのものが備えになる給食システムです。
