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高齢者向け給食にクックチルを活用し、安心・安全でおいしさも追及した食事を提供します。 高齢者向け給食にクックチルを活用し、安心・安全でおいしさも妥協しない食事を提供。

寒い季節こそ気をつけたい。冬の食中毒予防に役立つ「クックチル食材」

Food

冬は気温が下がるから「食中毒の心配は少ない」と思っていませんか?
実は、冬にも食中毒のリスクはしっかり存在します。
特に、ノロウイルスをはじめとするウイルス性食中毒は、冬に最も多く発生します。
高齢者施設や給食現場では、体力や免疫力が低下しやすい利用者にとって、
ほんのわずかな衛生管理のミスが大きな事故につながることもあります。
そんな中で注目されているのが、「クックチル食材」という新しい選択肢。
実はこれ、冬の食中毒予防にも大きな効果を発揮するんです。

「クックチル食材」ってなに?

クックチルとは、調理した料理を急速に冷却し、チルド温度(0〜3℃)で保存する調理システムのこと。
提供時に再加熱して使うことで、作りたてのおいしさを保ちながら、安全性も確保できます。
最近では、給食事業や高齢者施設の厨房でも少しずつ導入が進んでいます。
“チルド”というと冷たい印象がありますが、再加熱すればまるで作りたて。
「手作りの温かさ」と「衛生的な安全性」を両立できるのが、クックチルの魅力なんです。

冬の食中毒の主な原因と、現場でのリスク

冬場に発生しやすいのは、主にノロウイルスなどのウイルス性食中毒。
感染力が非常に強く、加熱や手洗い不足、調理器具の二次汚染からも広がります。
特に、介護施設や給食センターのように多人数に一斉提供する現場では、
たったひとつの調理ミスが多数の感染につながるリスクがあります。
また、冬は厨房が寒いために「冷却不足」「再加熱ムラ」が起こりやすく、
衛生管理上の“温度帯リスク”が見落とされることも少なくありません。

クックチルが冬の衛生管理に強い理由
そんなリスクを減らすために、クックチルはとても頼もしい味方になります。

  1. HACCPの考え方に基づいた温度管理ができる
     HACCP(ハサップ)は「危害要因分析・重要管理点」と呼ばれる衛生管理手法。
     クックチルでは、調理後に迅速に冷却してチルド温度帯に保つため、
     細菌が繁殖しやすい“危険温度帯(10〜60℃)”を短時間で通過できます。
     つまり、菌を増やさず、安全な状態をキープできるんです。
  2. 調理と提供のタイミングを分けられる
     通常の調理では、作ってすぐ提供しないと衛生リスクが上がります。
     でもクックチルなら、調理→急冷→保存→再加熱→提供という流れで、
     時間が経っても品質を保てる。
     冬場のイベント食や多人数給食でも、無理のない提供スケジュールが可能になります。
  3. 厨房の作業環境を清潔に保ちやすい
     仕込み・盛り付け工程が減ることで、調理器具や作業台の接触回数も少なくなります。
     これにより、ノロウイルスなどの二次汚染リスクを軽減。
     現場のスタッフにもやさしく、衛生面でも大きな安心につながります。

クックチル導入で変わる“給食現場の安心”

給食現場では、朝から夕方まで調理が続くため、
「一部の食材が室温で長時間置かれてしまう」などのリスクが生まれがちです。
クックチルを導入すれば、あらかじめ調理した料理を冷却保存しておけるので、
提供時間ギリギリまで“安全温度”を保つことが可能。
さらに、食数単位での注文・発注ができるため、
必要な分だけ仕入れて、残食や廃棄を減らす効果もあります。
食品ロスの削減にもつながり、SDGsの観点からも注目されています。

“温かい食事”が、いちばんの予防策

クックチルの再加熱提供は、利用者に「いつでも温かい食事」を届けられるのも魅力。
ノロウイルスなどのウイルスは加熱に弱く、中心温度85℃・1分以上の加熱でほとんどが死滅します。
温かくて安全。しかも、現場の負担を減らせる。
冬の食中毒対策には、まさにぴったりの仕組みです。

“安全でおいしい”を叶える冬の新習慣へ

食中毒対策というと「注意」「我慢」というイメージを持ちがちですが、
クックチルを活用すれば、むしろ「おいしく・安心して楽しむ」食事づくりができます。
高齢者施設や給食の現場において、
「HACCPに沿った温度管理」「再加熱での提供」「衛生的な作業環境」
この3つを意識するだけで、冬の感染リスクはぐっと減ります。
忙しい現場にも、食べる人にもやさしい。
この冬は、クックチル食材で“おいしく安全な食卓”を実現してみませんか?

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