Food
11月に入り、街は少しずつ冬支度を始めています。
朝晩の冷え込みに、ふと「風邪をひかないようにしなくちゃ」と思う方も多いのではないでしょうか。
特に、ご高齢の方にとって、冬場の体調管理は気になりますよね。
実は、風邪やインフルエンザといった感染症から体を守るために、最も大切なのは日々の食事です。
栄養バランスの取れた食事は、私たちの免疫力を高め、病気に負けない体を作ってくれます。
けれど、「毎日栄養満点の食事を作るのは大変……」「体調が優れないときは、買い出しや調理も億劫で……」。
そんな風に感じている方もいるかもしれません。そこで今回は、毎日の食事がもっと楽に、もっと豊かになるヒントをお伝えします。
免疫力アップの鍵は「彩り」と「温かさ」
免疫力を高めるために特に意識したいのは、以下の栄養素です。
たんぱく質:免疫細胞や抗体の材料になります。肉、魚、卵、大豆製品などをバランス良く摂りましょう。
ビタミンA:鼻や喉の粘膜を丈夫にし、ウイルスが体内に入るのを防ぎます。緑黄色野菜やレバーに豊富です。
ビタミンC:免疫細胞の働きを助け、抗酸化作用もあります。柑橘類、ブロッコリー、じゃがいもなどに含まれます。
ビタミンD:骨を強くするだけでなく、免疫調整作用も期待できます。きのこ類や魚に多く含まれます。
これらの栄養素を一度に摂るのは大変そうに思えますが、難しく考える必要はありません。
大切なのは、毎日の食卓に「彩り」を意識すること。
赤、黄、緑、白、黒といった様々な色の食材を組み合わせることで、自然と栄養バランスが整います。
そして、食事は「温かく」いただくことも大切です。体が冷えると血行が悪くなり、免疫力も低下します。
汁物や温かいおかずを積極的に取り入れ、体の内側からポカポカ温まりましょう。
買い物も調理もラクになる、賢い食事の選択肢
「わかってはいるけれど、毎日のこととなると、やっぱり大変……」
そう感じる方におすすめしたいのが、クックチル食材の活用です。
クックチルとは、調理した料理を急速に冷却し、食べる直前に温め直す調理システムのこと。
このクックチル食材を上手に活用すれば、食事の準備はぐっと楽になります。
冷蔵庫にストックしておけば、食べたい時に温めるだけ。
体調が優れない日や、忙しい日でも、栄養バランスの取れた食事がすぐに用意できるのです。
そして、こうした食材を選ぶ際には、品質や安全性が気になるところ。
ぜひ、HACCP認証を受けた工場で作られたものを選ぶのがポイントです。
HACCPとは、食品の安全性を確保するための国際的な衛生管理基準のこと。
この基準をクリアした工場で作られた食材なら、安心して口にできます。
さらに、最近では豊富なメニューから選べるサービスも増えています。和食から洋食まで、高齢者が食べやすいように工夫されたやわらかいメニューや、塩分控えめでもおいしいメニューなど、管理栄養士が監修したものも多く、飽きることなく続けられます。
風邪の予防は、特別なことではありません。日々の食卓を少しだけ工夫し、心も体も満たされる食事を続けていくこと。温かい食事は、私たちにとっての最高のお守りです。
今年の冬は、おいしい食事で、心も体も元気に過ごしましょう。
